当会は介助犬の育成・普及活動と身体障害者への介助犬無償貸与を行う団体です 介助犬について 兵庫介助犬協会について 介助犬育成を応援する 介助犬との生活を希望する 講演イベントご案内 介助犬使用者の声 介助犬使用者　吉田慧さん　６８歳　男性 「お調子者のかんちゃんも可愛く思えます」 障害の種類 左脳出血による右上下肢機能障害 介助犬の介助動作 物の拾い上げ 指示した物を手元に持ってくる スイッチの操作 車椅子の牽引 緊急時の連絡手段の確保 Ｑ．介助犬関空は普段はどのような子ですか？ 「頑固です。何度も同じことを話すと、顔をこちらへ向けてくれなくなります。 『かんちゃん(関空)は良い子』という言葉を覚えているようで、毎日通うデイサービスの他の利用者さんにも大人気です。 犬嫌いの人もかんちゃんを見て、犬好きになっています。」 Ｑ．関空と生活をしていて困ることはありますか？ 「部屋で寝るとき、起きる時に、部屋の電気の紐を引っ張ってもらうのですが、かんちゃんはその作業が大好きで、何度も何度も電気の紐を引っ張るので、電気がついたり消えたり大変です(笑) また涙腺が緩んで涙が溢れた時に、かんちゃんはその様子を見て喜んで、顔をしつこくペロペロ舐めてきます。 でもそんなお調子者なかんちゃんも可愛く思えます。」 Ｑ．関空との生活で、これまでで一番印象に残っている出来事は何ですか？ 「福井県の絵の展覧会で入賞し、表彰式に出席して、『吉田慧さん』と名前を呼ばれた時、かんちゃんも私が名前を呼ばれたと分かったようで、それまで伏せていたかんちゃんが急に立ち上がり尻尾を振って喜んでくれたことがあり、その時のことは今でもよく覚えています。 それを見ていた来場者の方々は、かんちゃんにもたくさんの拍手をしてくれていました。」 Ｑ．関空とこれから行ってみたい場所はありますか？ 「新潟県の佐渡の美術館に行ってみたいです。 ４年前に描いた絵を美術館の方が買ってくれて、今も展示しているらしく、自分が描いた絵が展示されているのを見てみたいからです。 かんちゃんはこれまでにいろんな乗り物に乗っていますが、まだ船には乗ったことが無いので、是非かんちゃんと一緒に船に乗って佐渡に行きたいです。」 介助犬使用者　山本敏夫さん　５７歳　男性 「サリーが側にいてくれることで、安心感があります」 障害の種類 脳内出血による両上下肢機能障害 介助犬の介助動作 物の拾い上げ 指示した物を手元に持ってくる 上着の脱衣補助 緊急時の連絡手段の確保 Ｑ．介助犬サリーは普段はどのような子ですか？ 「サリーは少しのんびり屋さんで、人と犬が大好きな女の子です。 お出かけが大好きで介助犬のベストを出すと喜んでブンブン尻尾を振って“早く行こう”と擦り寄ってきます。 部屋ではベッドの横でノンビリとうたた寝していますが。」 Ｑ．サリーと生活をしていて困ることはありますか？ 「困ることでは無いんですが、たまに部屋でも訓練するんです。 仕事が大好きなので最初は喜んで飛び跳ね回りで(笑) 落ち着くまでしばらく無視です。」 Ｑ．サリーとの生活で、これまでで一番印象に残っている出来事は何ですか？ 「サリーとの生活をはじめて２年目の春、兵庫県立芸術文化センターでの「狂言」を観劇しました。 初めての狂言観劇と初めての場所なので私は緊張しっぱなしでした。 静かな場所で大勢のお客さんの中でもサリーちゃんは落ち着いて行動してくれたので、狂言も楽しめました。 介助犬同伴なので会場でもいろんな人にも親切にしてもらえたのが印象に残っています。」 Ｑ．サリーとこれから行ってみたい場所はありますか？ 「京都に趣味の写真を撮りに行きたいといろいろと計画中です。」 Ｑ．サリーが来てから、生活はどう変わりましたか？ 「私は電動車椅子なので外出先がほとんど近場だけでした。 介助犬サリーが来てからは公共交通・ＪＲ等も一緒に乗車出来るので安心して行動範囲が大幅に広がりました。 介助犬と一緒だと人との触れ合う機会も多くなりました。 サリーに話しかける事と人と話をする機会が多くなったことで、言葉も少しずつハッキリと言えるようになりましたし、サリーのお世話をする事で麻痺のある手でもなんとかブラシも出来るようになりました。 サリーがいつも側にいる事で、安心感があります。」 Ｑ．これから介助犬との生活をはじめてみようかなと思っている方へ一言。 「介助犬のユーザーさんだけにしか経験出来ない事もいっぱいありますので、介助犬と素敵な暮らしをお送りくださいな。」 Copyright (C) 2012 Hyogo Service Dog Association. All Right Reserved.